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みちのく花の山へⅢ

暑さも盆まで、暑中お見舞い申し上げます。
暑くても山歩きは頑張れますが、
涼しい家の中では、どうも動きたくない日々です。苦笑。
 
夏休みの宿題のように、6月下旬の山行記録。
今年は4月、5月、自粛期間だったため、
春の山歩きは中止。6月から日帰りで再スタートだった。
 
前回訪れた蔵王の帰りに下見、
翌週、そろそろ見ごろを迎えていた
ワタスゲを見に、吾妻連峰へ向かった。
数年前訪れたのは、7月七夕だったが、
今回は2週早い。残雪が少なく、雪解けが早かったのだろう。
 
駐車場から歩いて直にこの木道を楽しむ。
朝の風に揺れるワタスゲが心地よい。
 
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<見ごろを迎えたワタスゲ>
 
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<朝の光に揺れる姿が美しく幻想的だ>
 
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<ワタスゲの木道を抜けて>
 
今日の目的は、ワタスゲの群生を楽しむこと
だが、ここが目的地では無い。
ハイキングコースを辿って、目的地へ向かう。
 
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<ハイキングコースは、春の花盛り マイヅルソウ>
 
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<登山を始めたころ、お気に入りの花だったツマトリソウ>
 
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<まだまだチングルマも群生開花中>
 
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<イワカガミの彩が映える>
 
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<玉ねぎみたいなチングルマ果穂>
 
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<マイナールートへ入るとバイカオウレンが彼方此方に>
 
途中、道を飾る山野草が見ごろで、
足を止めては、写真に収めた。
ハイキングコースから、マイナーなルートへ入ると
一気に道は薄くなり、倒木だらけ。
道が不明瞭になり、道をロストしたが
藪を戻って少し開けた登山道へ戻る。
 
途中、沢を2度ほど徒渉し、
少し開けた草地へ出ると、
もうすぐ目的の湿原に出る。
 
 
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<鬱蒼とした森を抜けて、その先の拓けた湿原は別天地>
 
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<天国への道のようだ>
 
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<風揺れるワタスゲが足元に押し寄せる>
 
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<夢見心地な素敵な場所>
 
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<こんなに見事な群生地は観たことが無い>
 
ここで2時間ほど、のんびり昼ごはんに
コーヒータイムを楽しんだ。
戻っての広い駐車場はいっぱいだったが
ここに来る人は、数名程度。
 
行き交う人は皆、今日は凄いね
良い日に来たね、天国だね・・・
同じ言葉が繰り返された。
 
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<山に囲まれた別天地の上は青空>
 
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<可愛い池塘はイルカさん>
 
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<天国を振り返って、また来ます>
 
ハードな山岳登山もいいけど、
時々こういうハイキングで
ノンビリ過ごすのは最高。
 
自然の中で開放感ある一日を満喫した。
帰りは土湯温泉で汗を流して帰京。
  
東北の山は静かで、
どことなく温かで落ち着く。
(いい温泉があるのもイイネ)
この夏は東北の山巡りが続く。
 

# by gaku-jin | 2020-08-16 14:56 | 夏の山

そこに山があるから

by hassaku