越後の残雪登山

4/30、GWの幕営登山の足慣らし、残雪の巻機山を楽しんだ。
麓の新緑から、まだ雪がたっぷりある尾根の眺めが楽しみ。
 
桜坂駐車場から、井戸尾根へと進む。
登山口から雪のスタート。
雪解けで明瞭なトレースは無いが、一年に4,5回登っている山なので
途中見かけるブナの木々も見覚えがあるのだ。
 
樹林を進むと井戸の壁とよばれる急登にさしかかる。
夏道はジグを切っているが、今は45度を超える直登攀となる。
傾斜が穏やかになると、根開したブナの間を縫うように登り詰める。
 

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今度は稜線へと上がると雪から顔出す枝に、マンサクの花があちらこちらに。
春の訪れで、雪を踏んで木々の上を歩くのもそろそろお終いだ。
雪が融けて、バサッと埋もれていた木が起き上がってくるのだ。
 

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なだらかな樹林を進むと一気に開けた雪原となった山腹に出る。
無雪期には潅木と笹原が広がる。
今はその上を真っ直ぐと進む。
  

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雪解けした夏道と、雪斜面のトラバースを繰り返し、ピークへと向かう。
急坂となるが、雪原を走る風がなんとも心地よい。
 
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ピークへと登ると、そこはニセ巻機山。
そこから見下ろす、シラビソの谷の眺めは、なんとも穏やかで
まるで北欧の森のようだ。
 
今年は雪が多く、まだ避難小屋は隠れたままだった。
一度下って、そこから巻機山山頂へと登り返す。
なんとも嫋やかなその山は、
広々とした山頂展望が心地よい。
 
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山頂へ到着。
登りきると向こうには越後三山が見渡せる。
穏やかな山容の巻機山から
岳々しい三山の眺め、どの季節もよい。
 
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振り返れば、柄沢山から朝日岳、谷川連峰へと続く稜線。
今年は登って見たかったこの稜線も楽しむことができた。
 
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巻機山山頂から歩みを進め、牛ケ岳へ。
ここで、雪の上へ腰を下ろして、のんびり昼飯と昼寝だ。
貸切となって、静かな山の時間を楽しむ。
あぁ、やっぱり静かな雪山はいいな。
 
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まだまだ雪山を遊びつくしているスキーヤーも。
登って滑って、また登って。ご苦労様です。
 
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雪山を滑り降りるように下山。
途中、ブナの森で兎とばったり遭遇。
至近の出合い頭にお互いびっくり。
 
やっぱり静かな山はいい。
やっぱり巻機山はいい山だ。
 
 
越後巻機山
その穏やかな山頂で
あなたのやさしい心と足で
ゆっくりゆっくりと
登ってみてください。
 

 
お終い。


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Commented by u-Brigand at 2017-05-25 19:26
3枚目が強烈に飛び込んできます、勿論アイゼンで
注意してなきゃ、これで傾斜は何度ぐらいですか、
見た目は20度ぐらいに見えます。

奥様、相変わらずおきばりで、カッコいいですね(^_^)

今年の残雪は例年に比べ溶け出すのが早いように
感じるのです、実際の現場ではどんな具合ですか。

最後の写真とても好きです、長年通った小谷と同じ
でとても懐かしい気分です。

沢山の写真で楽しめました、ありがとうございます。
Commented by gaku-jin at 2017-05-26 07:50
おはようございます。樹林帯を抜けて一番気持くなるのが
3枚目の場所です。ここから夏道ミックスで、しんどいなと思うのもこの場所。傾斜は20度くらい、結合しながら雪は緩んでいるので、滑り落ちることはないです。
巻機はうちのやつの好きな山の上位に入るんです。たおやかで、広い稜線がのんびりできてよいと。

今年の雪解けは、解けるのがとにかく早いです。
山頂付近は雪が無いです。吹き溜まりだけ、おおく残って
ますが、消えてなくなるのは例年並みに追いつきつつあります。

小谷の光景ですか、もう少し日本海側の越後三山や
守門浅草岳あたりが、より似ていると思いますよ。

ブログですから、自由に写真だしちゃえますね。
また見てやってください。
by gaku-jin | 2017-05-25 07:54 | 春の山 | Comments(2)

そこに山があるから


by hassaku