会津残雪歩き

「越後の夕染め 」のつづき。
  
すっかり、更新が遅くなってしまった。
もう梅雨真っ盛りなのに、雪景色。苦笑。
 
5/2-4、二泊幕営でたっぷり残雪の会津の山旅の記録。
2日目、好天の朝、今日は楽しい尾根歩きだ。
 
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幕営から出ると、この景色。
今日も越後の山々が美しく輝いている。
この見渡す限り山、山、山の景色は
越後ならではの眺め。

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今日はこの雪稜を歩く。
積雪期限定の縦走路。
向こうに見えるは奥只見、平ケ岳だろうか。

 

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朝陽が昨日歩いてきた雪稜を照らしはじめた。
なんとも神々しい。
春霞が温かく染まった。
 

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朝食を済ませ、のんびりコーヒータイム。
遠くは飯豊連峰だ。
私ら夫婦にとって、飯豊は特別な山。
朝から大満足。
 

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幕営を畳んで、雪稜を進む。
積雪期だけ歩ける尾根道。
前日はあれだけ重く感じていた荷が、
今日はとっても軽く感じる。
 

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歩みゆくと、向こうに尾瀬は燧ヶ岳が見え始めた。
今日は会津駒ヶ岳を越えて、その先が目的地。
雪稜歩きは天井を歩いているようだ。
 

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空を流れゆく雲も、白鳥が翼を広げたようで
なんとも心地よい。
気分爽快。
 

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春に眺めた雪稜を歩んでいく。
この縦走のために、12月、3月、
会津駒へ訪れて、今回の縦走路を下見していた。
 

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幕営地まであとわずか。
こんなに天気がいいので、
荷を下ろして、コーヒータイムに、記念写真。
十分楽しみつくして、目的地にたどり着いたのでした。 

 
つづく


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by gaku-jin | 2017-07-03 18:46 | 春の山 | Comments(2)

越後の夕染め

「残雪の会津へ 」のつづき。
 
5/2-4、二泊幕営でたっぷり残雪の会津の山旅の記録。
1日目、好天のまま夕暮れを迎えることができた。
 
カメラを持って、移ろいゆく夕暮れの景色を楽しむ。
朝の日の出ももちろんいいのだが、こののんびりとした会津の山は
ゆっくりと過ぎてゆく夕暮れ時が一番いいと思った。
 
幾度と山で夕暮れを楽しんできたが、私の好きな越後に沈む夕景。
家内と貸切もあって、今回は格別だった。
 

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春霞が色づき始める。
  

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越後駒、未丈の向こうへ陽が沈む。
   
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美しい。顔を夕陽が照らす。 
 
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なんて素敵な時間だろうか。 
 
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思いもよらなかったドラマが幕を閉じた。 
 
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いい山旅になった。
まだ1日目。
 
明日も晴れそうだ。
 
つづく

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by gaku-jin | 2017-06-16 16:04 | 春の山 | Comments(2)

残雪の会津へ

待ちに待ったGW。5/2-4、二泊幕営でたっぷり残雪の会津の山を楽しんだ。
 
桧枝岐に連なる山々を縦走し、下山後はバスで自家用車まで戻るルートだ。

約一月半前の3/20に訪れたときは、道路も真っ白な
冬景色だったが、今は道路にはまったく雪も無く、
山々は新緑の木々が広がり始めていた。
 
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支度を済ませ登山口より尾根へと向かう。
夏道は出ているがトレースは薄く、足元はイワウチワが
わんさかと咲き誇っている。
 
100mほど登りあげたところから、ブナの森へと入り、
そこから残雪の急登となった。
 
雪解けしたスプーン状の窪みを足掛かりに蹴り込むが
途中、ブナの根開で一休みと同時にアイゼンをつける。
 
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ようやく広い尾根へと登りあげた。
先行にバックカントリー3名パーティーが見えた。
 
はるか向こうに目指す山頂が見える。
ブナの森が続く。
聞こえるのは風の音だけで、すっかり山に
浸っていることに気づく。
 

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一歩一歩長い雪稜を登りあげ、尾根の上には雪原が広がった。
空が清しく、流れる雲が心地よい。
 
遠く飯豊連峰が見渡せた。
今日の目的の幕営予定地まではあと一息。
 

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ブナの森からシラビソへと変わり、
GWだが、シラビソに霧氷が見られた。
快晴ではあるが吹く風はまだまだ冷たい。
 
白い峰々、真っ青な空に疲れも吹き飛ぶ。
 

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無事山頂へ到着。
荷を下ろし、幕営の準備をする。
設営が終われば、担ぎ上げたビールで乾杯だ。
向こうへは、シラビソの森へと雪稜が続いている。
あと2日かけてのんびりと歩く雪稜が彼方へと続く。
 

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この山深い大自然の中で過ごす時間。
なんと幸せなことだろうか。
幾重にも重なる雪稜に、少しずつ影が落ち始めていた。
暖かな春を感じる日差しの中、
のんびりと山の時間を楽しむ。
 

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向こうに見えるは、越後三山。
少しずつ空も色づき始めた。
間もなく夕暮れだ。

 
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カメラを持って、移ろいゆく夕暮れを楽しむのだった。

 

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つづく

 



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by gaku-jin | 2017-06-07 17:42 | 春の山 | Comments(2)

越後の残雪登山

4/30、GWの幕営登山の足慣らし、残雪の巻機山を楽しんだ。
麓の新緑から、まだ雪がたっぷりある尾根の眺めが楽しみ。
 
桜坂駐車場から、井戸尾根へと進む。
登山口から雪のスタート。
雪解けで明瞭なトレースは無いが、一年に4,5回登っている山なので
途中見かけるブナの木々も見覚えがあるのだ。
 
樹林を進むと井戸の壁とよばれる急登にさしかかる。
夏道はジグを切っているが、今は45度を超える直登攀となる。
傾斜が穏やかになると、根開したブナの間を縫うように登り詰める。
 

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今度は稜線へと上がると雪から顔出す枝に、マンサクの花があちらこちらに。
春の訪れで、雪を踏んで木々の上を歩くのもそろそろお終いだ。
雪が融けて、バサッと埋もれていた木が起き上がってくるのだ。
 

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なだらかな樹林を進むと一気に開けた雪原となった山腹に出る。
無雪期には潅木と笹原が広がる。
今はその上を真っ直ぐと進む。
  

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雪解けした夏道と、雪斜面のトラバースを繰り返し、ピークへと向かう。
急坂となるが、雪原を走る風がなんとも心地よい。
 
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ピークへと登ると、そこはニセ巻機山。
そこから見下ろす、シラビソの谷の眺めは、なんとも穏やかで
まるで北欧の森のようだ。
 
今年は雪が多く、まだ避難小屋は隠れたままだった。
一度下って、そこから巻機山山頂へと登り返す。
なんとも嫋やかなその山は、
広々とした山頂展望が心地よい。
 
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山頂へ到着。
登りきると向こうには越後三山が見渡せる。
穏やかな山容の巻機山から
岳々しい三山の眺め、どの季節もよい。
 
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振り返れば、柄沢山から朝日岳、谷川連峰へと続く稜線。
今年は登って見たかったこの稜線も楽しむことができた。
 
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巻機山山頂から歩みを進め、牛ケ岳へ。
ここで、雪の上へ腰を下ろして、のんびり昼飯と昼寝だ。
貸切となって、静かな山の時間を楽しむ。
あぁ、やっぱり静かな雪山はいいな。
 
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まだまだ雪山を遊びつくしているスキーヤーも。
登って滑って、また登って。ご苦労様です。
 
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雪山を滑り降りるように下山。
途中、ブナの森で兎とばったり遭遇。
至近の出合い頭にお互いびっくり。
 
やっぱり静かな山はいい。
やっぱり巻機山はいい山だ。
 
 
越後巻機山
その穏やかな山頂で
あなたのやさしい心と足で
ゆっくりゆっくりと
登ってみてください。
 

 
お終い。


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by gaku-jin | 2017-05-25 07:54 | 春の山 | Comments(2)

残雪の巻機山

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もう5月も半ばを過ぎ。
そろそろ山は生命力にあふれだす季節がくる。
 
写真は4月末の巻機山登山口にて。
春遅い越後の里は、ちょうど桜が満開だった。
 
この週末は、全国的な晴れ。
どこへ行こうか。。。


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by gaku-jin | 2017-05-19 09:03 | 春の山 | Comments(2)

朝陽に染まる(燕岳)

夕暮れ染める(燕岳)の続き。
4/22-23一泊幕営で好天の北アルプス・燕岳を楽しんだ。
 
明け方、テントから外を覗くと、東方の空は紺碧の空に
朱色のラインが果てへと広がっていた。
静かな夜が明け迫っている。
 
4月になり日の出の時間は、5時前だ。
夜明けがずいぶんと早くなった。
空は雲一つない。
楽しみにしていたアルプスのモルゲンロート。
 
太陽が地平線から顔を出すと、
アルプスが一斉に燃え、目覚め始めた。
 
表銀座越しの槍ヶ岳、北アルプス一の存在感だ。
 

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右を見ると、裏銀座も一斉に光を浴び、輝き始める。
なんと雄大な光景だろう。
 

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まだ雪深い、双六岳、三俣蓮華も朝焼け色に染められた。
こちら表銀座の稜線が影を落としている。
 
 

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振り返れば燕岳の向こうに立山の連なりが神々しい。
 
 

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眩い朝日に、槍穂高、そして水晶岳が瞬く。
 
 

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刻々と変わりゆく明けの空、そして山々の輝き。
カメラを構えながら贅沢なひと時をすごすことができた。
 
一通りのドラマが終わったら、燕岳山頂までの稜線散歩。
槍穂高、裏銀座の連なりを十二分に堪能した。
 

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やはり北アルプス。圧巻の眺めだ。
特に雪を纏うと、その迫力は夏山とは異次元。
 
次、燕岳へ来るのは閉山の雪のころか。
 
この夏は、双六・三俣蓮華から、黒部五郎、水晶へと
足をのばしたいと思っている。
 
さて、次の山は何処へ。
 
 
お終い



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by gaku-jin | 2017-05-12 08:10 | 春の山 | Comments(2)

夕暮れ染める(燕岳)

裏銀座(燕岳)の続き。
4/22-23一泊幕営で好天の北アルプス・燕岳を楽しんだ。
 
裏銀座へと太陽が沈みはじめると、東斜面にアルプスの影が落ち始めた。
間もなく夕暮れだ。
春のアルプスは、やはり風が温かい。
  

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残雪の尾根に生きる、ダケカンバにスポットライトが見えた。
気づけば安曇野へは雲海が広がっていた。
 

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表銀座縦走路を見渡して。
遠く槍穂高へと延びる岩稜の尾根を夕陽が照らす。
あの槍のシルエットは何度見ても飽きない。
 

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双六岳の辺りだろうか、今日一日晴天を見守ってくれたお日様が
沈もうとしている。
 

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燕岳へと振り返ると、その向こうに立山が輝いた。
立山ではどんな景色が見えているだろうか。
夕陽を楽しんで、カメラを構えているのだろうか、そんなことを想像していた。
 

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陽が沈むと一気に冬のような寒さが戻ってきた。
 
幕営も十数張程度で、夏山のような騒がしさは全くない。
  
思い思いに夕暮れを楽しんだ後、
陽が沈みきるまで静かにテントの中でワインを楽しんだ。
 
手前の城壁のような雪壁、ウチのやつと二人でくみ上げて整地した。
スノーソーでやったもんだから、あっというま。
小屋泊の連中はびっくりしていた。
 
つづく
 


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by gaku-jin | 2017-05-09 15:32 | 春の山 | Comments(2)

裏銀座(燕岳)

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4/22-23一泊幕営で好天の北アルプス・燕岳を楽しんだ。
 
4/21、中房への道路開通の知らせを聞いて、
好天の北アルプスだとわかったら向かわずにはいられない。
 
幕営を済ませ、北アルプスの山岳風景を楽しんだ。
 

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双六・三俣蓮華の辺りだろうか、
泳ぐ光が神秘的だ。
 

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氷化した雪稜が鈍く輝く。
なんとも美しい、水晶岳か。
 

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鷲羽、ワリモだろうか。
北アルプスの大きさに圧倒される。
 

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真砂から野口五郎へ。
たおやかな尾根だ。
 

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登ってきた合戦尾根も日が傾き
静けさを取り戻していた。
 
もうすぐ夕暮れのドラマが始まる。
 
つづく


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by gaku-jin | 2017-05-08 18:06 | 春の山 | Comments(2)

北アルプス山開き

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4/21より、北アルプス・後立山のアクセス道路が開通した知らせを受け、
4/22-23一泊幕営で好天の北アルプス・燕岳を楽しんだ。

2017年一番乗りで幕営しました。
手前オレンジ色が我が家。その右に座ってカメラを弄る私。
 
GWは何処へ。。。


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by gaku-jin | 2017-04-25 09:11 | 出来事 | Comments(2)


前回から1週間空けてしまたった。

 

ブナの森を抜けて(魚沼三山を眺めて)の続き。

 

樹林帯を抜け、見晴らしの良い開けた、なだらかな山頂が見え始めた。
時折背中から光が射しこみ、青空ものぞかせる。

 

空模様の回復を待つように、じっくりとラッセル登攀が続く。

 

途中、幕営地に適した場所を探しながら、登り詰めていった。

 

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なだらかなピークへとたどり着いた。

八海山へと続く稜線にはまだ雲が漂っていた。

 

八海山の右手には越後駒、中ノ岳がその姿をまだ隠している。

上空の風は流れており、時が経てば、まもなく絶景が広がることが期待できる。

 

・・・

 
 
 
その時は来た。

 

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神々しい霊峰八海山が眼前に姿を現した。

八海山核心部でもある八ツ峰がはっきりと見える。
 

山頂は貸切。この景色を独占できるのだから。

人の後を登るような、他の雪山へは足が遠のく。

 

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八海山の右手には、駒ヶ岳、中ノ岳が姿を見せ始めた。

八海山から中ノ岳へと続く刃渡りのような尾根オカメノゾキ。

 

中ノ岳からは800mも下ったキレットだ。

 

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登攀は雪もちらついていたが、すっかり青空が広がり、
雄大な魚沼三山を
仰ぎ見ながら、
のんびり山頂のひと時を楽しむ。

 

家内との会話も、GWは駒ヶ岳へ行きたい。あの稜線を往復するのはどうだ。

天気がよくて、眺めもよければ、会話も弾む。

 

眺めはとてもスリリングだが、山頂は広くて(雪庇には載れません)

あっちへ行ったりこっちへ行ったり。四方の峰々を堪能します。
  

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切り立つ中ノ岳。

雲が流れゆく。

美しい山容で、いつか丹後山、兎岳と合せて縦走してみたいものだ。

  

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左に目をやれば、駒ヶ岳。やはり堂々たる山容。

積雪期にはあの向こう側から眺めていたが、

三山のとして従えているように見える。
  

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十二分に山頂を楽しんだ。

滅多に夫婦で記念写真も撮らないが、あっちで一枚。こっちで一枚。

いい想い出ができた。


最期にもう一枚。ここで来年は幕営してみようか。

そんなことを話ながら、満足な山旅に、にんまり笑顔で下山についた。


 


それにしても、越後にはいい山がいっぱいある。

まだまだ登ったことのない山域を見てしまった。

気になる山が増えてしまった。

今年はそろそろ残雪歩きも辛い春へと移り行く。
 

さて、次の山は何処へ。
 
 
お終い



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by gaku-jin | 2017-04-21 13:54 | 春の山 | Comments(2)

そこに山があるから


by hassaku