北アルプス山開き

d0357817_09050647.jpg

 
4/21より、北アルプス・後立山のアクセス道路が開通した知らせを受け、
4/22-23一泊幕営で好天の北アルプス・燕岳を楽しんだ。

2017年一番乗りで幕営しました。
手前オレンジ色が我が家。その右に座ってカメラを弄る私。
 
GWは何処へ。。。


[PR]
by gaku-jin | 2017-04-25 09:11 | 出来事 | Comments(2)


前回から1週間空けてしまたった。

 

ブナの森を抜けて(魚沼三山を眺めて)の続き。

 

樹林帯を抜け、見晴らしの良い開けた、なだらかな山頂が見え始めた。
時折背中から光が射しこみ、青空ものぞかせる。

 

空模様の回復を待つように、じっくりとラッセル登攀が続く。

 

途中、幕営地に適した場所を探しながら、登り詰めていった。

 

d0357817_13355814.jpg

 

なだらかなピークへとたどり着いた。

八海山へと続く稜線にはまだ雲が漂っていた。

 

八海山の右手には越後駒、中ノ岳がその姿をまだ隠している。

上空の風は流れており、時が経てば、まもなく絶景が広がることが期待できる。

 

・・・

 
 
 
その時は来た。

 

d0357817_13361238.jpg

 

神々しい霊峰八海山が眼前に姿を現した。

八海山核心部でもある八ツ峰がはっきりと見える。
 

山頂は貸切。この景色を独占できるのだから。

人の後を登るような、他の雪山へは足が遠のく。

 

d0357817_13364543.jpg

 

八海山の右手には、駒ヶ岳、中ノ岳が姿を見せ始めた。

八海山から中ノ岳へと続く刃渡りのような尾根オカメノゾキ。

 

中ノ岳からは800mも下ったキレットだ。

 

d0357817_13374575.jpg

  
登攀は雪もちらついていたが、すっかり青空が広がり、
雄大な魚沼三山を
仰ぎ見ながら、
のんびり山頂のひと時を楽しむ。

 

家内との会話も、GWは駒ヶ岳へ行きたい。あの稜線を往復するのはどうだ。

天気がよくて、眺めもよければ、会話も弾む。

 

眺めはとてもスリリングだが、山頂は広くて(雪庇には載れません)

あっちへ行ったりこっちへ行ったり。四方の峰々を堪能します。
  

d0357817_13380382.jpg

 

切り立つ中ノ岳。

雲が流れゆく。

美しい山容で、いつか丹後山、兎岳と合せて縦走してみたいものだ。

  

d0357817_13392905.jpg

 

左に目をやれば、駒ヶ岳。やはり堂々たる山容。

積雪期にはあの向こう側から眺めていたが、

三山のとして従えているように見える。
  

d0357817_13393899.jpg

 

十二分に山頂を楽しんだ。

滅多に夫婦で記念写真も撮らないが、あっちで一枚。こっちで一枚。

いい想い出ができた。


最期にもう一枚。ここで来年は幕営してみようか。

そんなことを話ながら、満足な山旅に、にんまり笑顔で下山についた。


 


それにしても、越後にはいい山がいっぱいある。

まだまだ登ったことのない山域を見てしまった。

気になる山が増えてしまった。

今年はそろそろ残雪歩きも辛い春へと移り行く。
 

さて、次の山は何処へ。
 
 
お終い



[PR]
by gaku-jin | 2017-04-21 13:54 | 春の山 | Comments(2)

残雪登山(魚沼三山を眺めて)の続き。
 
標高1200mあたりを越えた頃だろうか。
追ってきた雲が、魚沼三山、八海山を越えて
あっというまに雲に包まれてきた。
 
尾根は、徐々に広がっていき、
急登、平らなステップ、急登、ステップ
この繰り返しとなった。開けているが、至近の八海山はもう見えない。
 

d0357817_16144302.jpg

 
眼の前広がるブナの森を登り進む。
山の天気は変わりやすい。
さっきまでの青空は消え、気づけば雪が降ってきた。
先行していた山スキーヤーも休憩しており追いついた。
 
天気は徐々に回復するだろうと思い、
ブナの根元にできた吹き溜まりの雪を掻いて、
風除けベンチを作り休憩。
 
辺りは白く化粧をした美しいブナの林立。
この眺めだけでこの日の山旅は十二分に満足だ。
 

d0357817_16135930.jpg

 
少しずつ明るくなってきただろうか。
雲の切れ間が出始めた。向こうの尾根も見えている。
滑らかな雪に、ブナの木立。やっぱり静かな森歩きはいいものだ。
 

d0357817_16131657.jpg

 
山スキーヤーは既に滑降ポイントへ向けて進んでいった。
どうやら山頂とはすこし違う方向のようだが、
ジグを切って登るトレースを追いながら
空の様子を見ながら上へと目指すことにした。
 
結構な急斜面の連続だ。
 

d0357817_16134608.jpg

 
登り詰めてゆくに従って、
時折眩い陽射しが美しいブナの森を照らすようになってきた。
それに伴い気温が上がり、霧氷が花吹雪となる。
なんて儚く美しいんだろうか。
 

d0357817_16132951.jpg

 
雪から顔出すダケカンバだろうか。
枝先に息吹がある。
雪はあれど、山は春へと向かっている。
 
登山の楽しみ方も、千差万別だが
山頂へ至る森をじっくり楽しむことも忘れてはならない。
このブナの森はそれを改めて教えてくれたようだった。
 

d0357817_16130138.jpg

 
 
つづく


[PR]
by gaku-jin | 2017-04-13 12:09 | 春の山 | Comments(2)

今はもう4月。
3月になってからは、気温も上がり降雪も落ち着き、
私の好きな山域、越後の山々も雪が落ち着いて
足取り軽い季節に変わってきた。
雪山登山もすっかり春に変わり、あのラッセル登攀も無く、
残雪歩きとなる。
 
残雪期になったら登ろうと決めていた山の一つだ。
奥只見、魚沼三山、谷川連峰
この3つの眺望が楽しめる山域をそれぞれ巡ろうと決めていた。
この山は魚沼(越後)三山の展望台だ。
 
この季節になると、雪が緩むため、スノーシューで登攀下降できるかどうか、
ウェアも一つ薄手に落とすかどうか、衣替えも悩ましくなる。
 登山口でも、あのキーンと冷えこむ寒さはまったく感じなくなっていた。
 
3/18(土) 魚沼へと向かった。自宅から250kmほど。
日帰り圏内もずいぶん広がったものだ。
(先の記事、会津駒へはこの二日後)

山スキーでは人気の山のようだが、登山ハイキングとしてはマイナーな山。
標高1500m程度の山だ。
標高差は1100mほどあり、雪も十分あり、登りごたえも十分な山。
 
登山口へは六日町から向かう。
駐車スペースでは、山スキーヤー2名が準備をして先行していった。
この日山で出会ったのはこの2名だけ。期待通り静かな山だった。
 
車を降りたところからすぐにスノーシュー、
登攀尾根手前まで緩やかな登りのスノーシューハイキングだ。
沢沿いに登り詰めてゆく。
 

d0357817_18132884.jpg

 
写真に写っているのは山の相棒、家内だ。
毎度、家事をこなして週末付き合ってくれるのだから。
頭が上がらない。
 

d0357817_18133881.jpg

 
振り返えると雲がドンドン流れてくる。
朝方の魚沼の街は雲の下に隠れることが多く、空模様は大きく変わってゆく。
流れゆく雲、柔らかな吹く風に春を感じる。
 奥へと目指すが、山の頂あたりは雲隠れしたままだった。
 

d0357817_18134894.jpg

 
尾根へと取り付き、一気に標高を稼ぐ。
木立には、夕べ降ったばかりの新しい雪が載っていた。
時折朝陽が差し込むが、すぐに雲隠れを繰り替えす。
 私は、山登りの途中のこういう木立の中が一番好きかもしれない。
斜面に生き抜く木々、逞しい草花、生きる元気をもらえるからだ。
 

d0357817_18135737.jpg

 
奥の斜面へと目をやると、根開がはじまっている。
春の訪れの証だ。
朝陽に落ちる樹影も美しい。雪山ならではの美しい風景だ。
木立にもうっすら霧氷と雪が見られこの先の景色に期待が膨らむ。
 

d0357817_18140947.jpg

 
更に高度を稼いでゆくと、流れゆく雲の影から
神々しい八海山が姿を見せてくれた。
 
このあと、あっという間のことで、雲にその姿は隠されてゆく。。。
 
つづく
 
※登山ルートが不明瞭な雪山のため、山の名前は伏せることにしました
 
 


[PR]
by gaku-jin | 2017-04-10 19:07 | 春の山 | Comments(2)

歴史の道

d0357817_15423979.jpg

 

d0357817_15373532.jpg

 
 
山旅をすると、その山に様々な歴史文化があることを知る。
おかげで、地名、文化、歴史、暮らし、お酒など様々知ることができた。
 
 
私のよく訪れる山域、上越国境。
これを越えるルートに”謙信新道”がある。
魚沼清水集落から、尾根を登り、清水峠を越えて利根川源流域へと続く。
古くは謙信公が軍馬でこの稜線を越えたとある。
 
 
4/2の山旅では、山頂からこの尾根がよく見えた。
(写真では、鉄塔が立ち並んでいる尾根)
 
 
まだ雪深い山々に、歴史の尾根道が輝いた。
 


[PR]
by gaku-jin | 2017-04-05 18:00 | 春の山 | Comments(2)

駒の情景(会津駒)


会津駒ヶ岳登山のつづき。

山頂でのひと時、会津駒の雪景色を切り取った。

雪景色が好きな私にとってはお宝だ。

雄大な風景を広角で捉えるのもよし。
美しいと思う景色を切り取るもよし。


シラビソの向こうに、穏やかな稜線に見えた雪庇が美しい。

d0357817_16143321.jpg


シラビソの樹氷と中門岳への雪稜。
滑らかな雪面が輝く。

d0357817_16141661.jpg


再び雪庇を眺めると、雲の影が走っていた。

d0357817_16142577.jpg


雪に埋もれるシラビソの林立。
普段見られない光景があちらこちらに広がっている。

d0357817_16133331.jpg

滑らかな雪肌にうっとりしてくる。

d0357817_16141718.jpg



非現実な雪の世界。
これが大自然の美しさだ。

d0357817_16134351.jpg



晴天無風となり、1時間以上、山頂で寛いだ。
なんて穏やかな山なんだろうか。

後ろ髪引かれながらも下山となった。

この冬も雪山を堪能しつくした。


おしまい


[PR]
by gaku-jin | 2017-04-03 16:46 | 冬の山 | Comments(4)

春風に吹かれて

d0357817_12383855.jpg


4/2日曜日、天気は快晴。

人の列に連なって歩くのは苦手。

静かな山を楽しんできた。
稜線はビッシリとエビの尻尾。
でも風は優しい春風だった。

続きは後日。


[PR]
by gaku-jin | 2017-04-03 12:42 | 春の山 | Comments(2)

谷川星景

d0357817_09012124.jpg



私の好きな眺め。谷川連峰。
この冬も雪山幕営を楽しんだ。
4月、5月の残雪期もまた幕営を楽しむ予定だ。
夏は幕営は指定地になり、賑やかになるが
この季節は自由でまったく音が無い。大自然の良さを味わえるのだ。


[PR]
by gaku-jin | 2017-03-31 09:07 | 冬の山 | Comments(2)

会津駒ヶ岳登山のつづき。
山頂の雲が流れ出し、青空がちらちらと見え始めた。
登ってきたゆるやかな尾根を振り返ると、雪原にシラビソが美しい。

点在してみえるシラビソが絵本のようだ。

d0357817_08423785.jpg


歩いていたトレースが見える。
後続にハイカーも見えてきた。
なんともこの穏やかな、優美な山の姿に感動する。

d0357817_08424679.jpg



なんて滑らかな。
雪の美しさに、心を奪われる。
雪面を走る雲の影が、雪肌を飾る。

d0357817_08425594.jpg


山頂ではスノーモンスターがお出迎え。
山頂に着くころには風も穏やかになり、雪山日和となった。
会津駒から中門岳へと続く稜線への眺めだ。
この雪稜と谷の眺めは絶景だ。会津駒の冬のお宝であろう。

d0357817_08430349.jpg


会津駒山頂から大戸沢へと続くなだらかな尾根へ下ったところに
雪のベンチを作って、ひと時を過ごした。
うちのやつは元気なものだ。

振り返ると、むこうに尾瀬の名峰 燧ヶ岳が美しい姿を見せてくれた。
この山域は、どことなく長閑で、山深さがあって、味わい深い。
やっぱり雪山登山は、やめられない。

d0357817_08431348.jpg


[PR]
by gaku-jin | 2017-03-30 09:12 | 冬の山 | Comments(2)

光走る(会津駒)

d0357817_07541922.jpg


d0357817_07544029.jpg



前回の続き。
会津駒冬季尾根を登りあげると、緩やかな登りに変わる。
ブナの森、ダケカンバ、シラビソの森へと続く。
木々は白く、うっそうとした夏の山とは異なる。
雪山はそんな森歩きも退屈させない。

空は青空が顔を出すが、どうやら山頂には雲が。

d0357817_07545525.jpg


森を抜けると、シラビソが点在する平原に出る。
あちゃー、ちょっと早すぎたか。
ここまではトレースをつけていたバックカントリーのパーティーもここで休憩待機していた。

所謂ホワイトアウトになったが、地形、小さな木立まで頭に入っているので先へと進む。雪は深くなり、スノーシューでひざ下だ。ノートレースはやはり楽しい。

越後・只見から流れくる雲が抜けきるまで、シラビソのツリーホールに雪のベンチを作って風を避けて、早めの昼飯とした。高気圧に覆われており、昼前には青空が出ることが約束されている。

d0357817_07551534.jpg


時折、南側の雲の切れ間から光が走り始めた。
深い雪に顔を出しているシラビソが美しい。青空が広がれば天国のような景色が待ち焦がれた。

我々のトレースを使って、何名か後続が先を越していった。
焦らずサーモスのお茶をすすりながら待つ。真っ白けの山頂に変化が見え始めた。

d0357817_07552607.jpg

予想通り、期待通りだ。

雲が流れ、山頂が見え隠れする中、穏やかな雪斜面を登りゆく。
この真っ白な雲と雪の中を歩く心地は最高だ。
青空に光り輝く山頂へ向かうひと時を楽しみながら。

山頂からは真っ白けの中から降りてくるハイカーとすれ違う。
山を楽しめるかどうか、経験体力も必要だが、ほんの少しの知識や下調べ、備えで大きく異なる。


昨日は、雪崩で若い命が失われてしまった。
高校生山岳部だと。顧問の教師はいったい何をしたかったのだろうか。
登山経験の浅い高校生に雪山ラッセル経験は必要だったのだろうか。


夏山縦走で時々出会う少年少女らの若く元気な笑顔が頭に浮かんでくる。


[PR]
by gaku-jin | 2017-03-28 08:33 | 冬の山 | Comments(2)

そこに山があるから


by hassaku