銀の道から、越後駒

5/14日曜日、快晴の奥只見へと向かった。
登る山は残雪の越後駒ヶ岳。
 
2年ほど前だったろうか。
GWに同じコースを登り、駒の小屋で宿泊。
翌朝山頂から眺めて感動した越後の山々。
とにかく見渡す限りの山。山。山。
あの感動を思い出し、また残雪のころに
訪れてみたくなっていた。
 
今回は日帰り。
銀山平は石抱橋から先は、まだまだ残雪通行止め。
一般的な枝折峠は開通していない。
北又川に沿って遡上していき、支尾根から道行山、小倉山、
そして越後駒へと稜線を登る。
 
支尾根はかなりの急登攀で、ピッケルを使い、
藪漕ぎ、トラバースの連続だった。
 
ときどき雪の無い登山道へ出る。
足元にはイワウチワや、上を見ればタムシバにシャクナゲ。
途中横目には、このような新緑の景色が美しい。
なんとも繊細な光景だ。
 
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なんとか樹林の登攀から抜けて、
尾根へと登りあげた。
振り返れば、未丈ケ岳。
 
それにしても天気が良くて、ほぼ無風。暑い。。。
おまけに越後ならではのブヨ。
 
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あぁ、越後駒ヶ岳。
青空の下に聳える。
この季節の眺めは本当美しい。
 
白い尾根道を登ってゆくのだ。
 

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雪解けに、ブナの新緑。
本当いい眺めだ。
 

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中ノ岳と荒沢岳。
こちらはまだ歩いたことが無い。
 

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この日は山頂下、小屋への急登攀に雪稜が
大きく割れているのが見えたところで
引き返すことにした。
 
私はこの山域が好きなのは、
越後の山は、その山深さにある。
山に囲まれ、果てまで続く峰々。
アルプスのダイナミックな景色とは全く異なり。
私の身の丈に合っているのかもしれない。
いや、そんなことは無いか。
越後の山はとんでもなく厳しい。
だから好きなのかもしれない。
  

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藪漕ぎを避けて、違う尾根から
北又川の畔、銀の道へと下山した。
 
その名の通り、江戸時代には
この銀山平は銀の採掘でにぎわっていたそうだ。
 
崖沿いの雪道歩きで、
湧水沢にアズマシロカネソウ[東白銀草]
の群落を見つけた。
 

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丸い花姿はとても可愛らしく、
何枚も写真におさめていた。
 
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湧水の水しぶきに輝く姿。
美しくも健気だ。
 
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また春の越後駒へ訪れるときの楽しみができた。
 
このあと、フキノトウやワラビなど
山の幸を分けてもらって帰路についた。
 
残雪の山もそろそろお終いか。
そろそろアルプスはどうだろうか。。。
 
おしまい


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Commented by u-Brigand at 2017-07-28 12:45
こんにちは~

春山の伊吹がたっぷりありますね、今回も
見応えがあります。
もう緑真っ盛りで夏山そのものになってい
ることでしょうね。

登山道では標高が上がるにつれて植物にも
変化が表れ感動シーンが続くことでしょう、
私の経験ではそれらが記憶の中にいつまで
もあって、またあの山へ、そう続くのだと
思います。山人の病気でしょう(笑)

秋からは山写真を撮り始めた頃の単焦点に
絞って基本に戻ろうと思っています。
せっかく全部もっているのですから(笑)

ちなみに8月の立山は中判を考えています。

Commented by gaku-jin at 2017-07-28 16:12
こんにちは。
山をやるようになって、次々と出会う感動が重なり、
また次の山へと心が動くのです。
まったく病気です。

数年間にここ越後駒に登ったことによって、越後の山々が
すっかりお気に入りになって。いまでは年の半分以上、
このエリアへ通っておりますから。

秋にはダイナミックな山岳紅葉が楽しみですね。
単焦点は良いだろうなと思います。

仕事でちょうどX100Fを借用したので、週末は
ちょっと弄ってみようと思ってます。
by gaku-jin | 2017-07-28 09:01 | 春の山 | Comments(2)

そこに山があるから


by hassaku